膝の痛み
- 階段の昇り降りで膝が痛い
- 膝に水が溜まり腫れている
- 膝が痛くて座るのが大変、座れない
- 片側の関節だけ痛い
- 湿布や痛み止めでは改善しない膝の痛み
- 手術や痛み止めの注射はなるべく避けたい
膝の痛みがあると生活の中で歩く動作が辛いと支障をきたしますし、何をやるのも嫌になってしまうものです。
発症する原因
膝の関節を構成しているのは大きく分けて、半月板、靭帯、軟骨、筋肉の4つです。
年齢や生活習慣によって痛みの原因も変わってきますが、膝の動く範囲が正常ではなく筋肉の柔軟性が低下していることで起こる事が多かったり、急激な負担が原因になる事も多くあります。急に運動をした場合などです。
ケガをしたことにより膝が痛くなる事も多くあります。
逆に、思い当たる原因がないにもかかわらず発症する場合があります。
これは、年齢的な問題で、長年毎日使い続けた結果での発症です、実はこれが原因の膝痛の方が一番多いのです。
この膝痛は変形性膝関節症と言います。
人それぞれではありますが、大腿の筋力の低下によるものや骨盤のゆがみによるアンバランスさによる事もあります。
変形性膝関節症
膝が変形したり、よく水がたまると言われる膝関節水症などがこれとなります。
初期段階は、立ち上がるときや歩き始める時などの動作で痛みを感じます。時間をおけば痛みは無くなる程度の症状です。
中期段階になると、階段を昇り降りする時などに痛みを感じたりするようになります。
末期段階とされるのは、じっとしていても痛みを感じ、膝自体が変形してきます。これにより足を延ばす事が苦痛となり、座ることも、歩くことも難しくなります。
あまりひどくなると人工関節の手術をする場合も出てきます。進行してしまった以上は手術が選択される事も致し方ないとは思います。
しかし、未然に防げるのであれば、それに越した事はありません。
なぜ、膝が痛くなる?
膝が悪くなる主な原因は姿勢や歩きのバランスの悪さ、大腿の筋力の低下です。
歩いているだけで膝には体重以上の重さがかかってきます。
肥満の方は膝痛のリスクが上がりますが、太っていなくても膝痛は起こるのです。
膝の内側が痛い方は既に軟骨がすり減りはじめている事もあるので、注意が必要です。
膝痛を放っておくと、比較的若い内から軟骨がすり減りはじめます。
クッションである軟骨が減ると、今度は骨自体に負担がかかってきて変形を起こし「変形性膝関節症」が進行します。
ひかり鍼灸整骨院|膝の痛み 施術法
ひかり鍼灸整骨院では治療前必ず問診、徒手検査を行います。
問診では膝の痛みの原因を明確にし、患者様の状態をきちんと把握します。
そしてこれから行っていく治療についての説明も行います。
徒手検査では膝に関係する筋肉や関節の動きやすさや、筋力の検査を行います。
痛みや症状を取り除くことはもちろん大切ですが、それ以上に大切なのは痛みが再発しない体づくりだと考えております。
膝の痛みに対しての治療
痛み止めを使って和らげる事も痛みの我慢できないときはもちろん必要になってきますし、実際に行われていますが、痛み止めでは膝を治すということにはならず、しかも動いても痛くないので知らぬ間に無理をしていたり、発症以前と同じ動作を行い、気が付いたら悪化していたなどという場合もあります。
理想は痛み止めの薬を飲んだり、注射しなくても大丈夫な状態にしていくということです。
膝だけでなく股関節や足首の動きが硬いと膝にも影響が出てきますし、膝周りの筋力が低下していても影響を受けてしまいます。
人によっては、膝周りの治療だけでなく腰周り、大腿、ふくらはぎと筋肉をほぐしていく必要があり、そちらに対して手技療法を行います。
関節の可動域を広げてあげたり、大腿四頭筋などを鍛えて自分の身体で膝をサポートできるようにしていくためのストレッチや筋肉トレーニングを指導させていただく場合もあります。
これらの治療は膝への負担を減らす事なので、体重を落としたりする事も治療の一環となります。
また、体力を上げる事で膝へ集中していた負担を分散させてあげる事も必要な場合があります。
膝が痛い時に気をつけて頂きたい事
- 痛みが強く激しい時の太もものトレーニング・ストレッチ
- ご自身での膝に対しての強いマッサージ
- 痛みを誘発する動き(正座や無理なウォーキング)
- 急性期の痛みの時に温める事
これらを専門家の指導なしで行ってしまうと悪化してしまいますのでご自身の判断ではやらないようにしてください。
膝の痛みでお悩みの方はふじみ野市上福岡のひかり鍼灸整骨院までご相談ください。