更年期特有の腰痛

更年期の女性を悩ませる腰痛。
腰痛の原因や更年期との関係についてご説明します。

腰痛の原因

腰痛は、大きく分けて器質性腰痛と機能性腰痛の二つに分類されます。器質性腰痛とは、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰部脊柱管狭窄症、変形性脊椎症など、脊柱のどこかが変性し、そこが破綻したことによって生じる腰痛です。機能性腰痛とは、筋肉のバランスの崩れなどによる機能障害によって発生するもので、画像診断では診断ができません。

内臓の炎症性の疾患、尿管結石、腹部大動脈瘤や解離性大動脈瘤、子宮内膜症、がんの骨転移など、内臓の疾患によっても腰痛が起こることがあります。安静時にも腰痛があったり、血尿や腹痛を伴う場合や体調不良や体重減少などがある場合は早めに医師の診断を受けることをおすすめします。
この他にストレスによる腰痛もあります。ストレスにより自律神経のバランスが崩れ、血流の悪化や筋肉の緊張が原因と考えられています。また、ストレスが蓄積すると、疼痛閾値(痛みを感じるレベル)が下がるために、本来なら気にならない程度の腰の痛みを強く感じるようになるといわれています。

更年期特有の腰痛の原因は、ホルモン量と骨密度、筋力低下

更年期には卵巣機能が低下し、卵巣からの女性ホルモンの分泌が低下することによって、心身に様々な影響が出ます。加齢に伴う筋力低下もありますが、エストロゲンの減少によって脊柱や四肢の関節を支えている筋肉や関節軟骨が衰え、さらに血行が悪くなって腰痛・肩こりや関節痛が起こります。また、自律神経にも影響が出るため、痛みを強く感じてしまうこともあります。

腰痛は基本的に性差はありません。しかし骨粗鬆症に起因する脊椎圧迫骨折は、骨粗鬆症自体が女性に多いことから、女性の発症が多いとされています。

また、生理前や生理中の腰痛も女性ならではの症状といえます。排卵後から生理前にかけて多く分泌される子宮の収縮を促すプロスタグランジン(ホルモンの一種)の影響によって、腰痛や下腹部痛が起こりやすくなると考えられています。月経前症候群とは、生理開始の約1週間前から起こる腹痛や頭痛、イライラ、不安感といった心身の様々な症状です。

女性ホルモンと骨盤の歪みの関係

妊娠中、出産後の腰痛もあります。産前産後のお母さんは女性ホルモンがたくさん出ます。妊娠するとリラキシンという女性ホルモンが分泌され、骨盤周囲の靭帯や恥骨結合を緩めます。産道を広くし出産しやすくするためです。この作用は出産のためにとても大事なのですが、骨盤の関節がゆるくなるので、骨盤の歪みも起こりやすくなってしまいます。また産後はホルモンバランスが崩れやすくなるので、骨盤の関節が必要以上にゆるんでしまいます。そのため、歪みも起こりやすくなってしまいます。その結果、体幹支持が不安定になり、それを腰の筋肉が補おうとして腰痛が起こります。さらに週数が進んでお腹が大きくなるにつれて重心が前に傾いてしまいます。この時、前に倒れないようにバランスを取って腰を反らすことで、反り腰になってしまいます。反り腰となることで背筋と腹筋のバランスが崩れ腰痛が起こりやすくなります。このような反り腰の期間が半年以上にも及ぶので、身体と脳が反り腰の状態を覚えてしまい、出産後も反り腰の癖が残ってしまうのです。
体重の増加ももちろん腰痛の原因となります。出産後には、赤ちゃんのお世話による前屈みでの作業が増え、それもまた腰痛の一因となります。

ふじみ野市上福岡のひかり鍼灸整骨院では手技療法や鍼灸治療、電気治療を行うことで、体の歪み、筋肉の硬さ、血行を良くし、自律神経を整えてこれらの症状を軽くしていきます。


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