首の痛みについて

頚椎は7つの骨が積み重なって構成されており重さが6~8キロもある頭を支え、上下左右に動かしたりひねったりと様々な動きを行います。その為、首には負担がかかり年齢を重ねる毎に頚椎も老化します。
神経障害による痛みの原因としては、加齢変化や外傷により椎間板に大きな力が加わり椎間板の中にある髄核と呼ばれる組織が突出して、脊柱管を圧迫し炎症を起こした状態により起こります。
筋肉の炎症による痛みの原因としては、過度の運動や運動不足、筋力不足、長時間の同じ姿勢を続けることに より起こります。

首の痛みや寝違えは、日々の疲労の積み重ねで痛みがでます。

普段の姿勢や仕事での動き方、家事、育児、さまざまな行動が日常的に繰り返されて起こります。首の痛みがでてくるのは、日々の疲労が積み重なって、筋肉や関節、骨の限界が痛みとなって現れるからなのです。
首の痛みや寝違えといった症状は、主に頚椎のズレによりでてくるもので、日常生活のあちこちに頚椎のズレがでてくる原因があります。

首の痛みを抱えて、当院にいらっしゃる方は多いです。そしてその中で特に多いのが、寝違えという症状です。
寝違えになってしまうと首が思わぬ方向に曲がってしまうようになり顔を正面に向けたり動かすことが難しくなります。
また、何とかして首を戻そうと思っても痛みが生じて正しい方向に顔を向けることができません。
簡単に寝違えと言っても症状は様々ですが痛みを伴い、日常生活にも支障をきたすことがあります。
ほっとけば治ると思われている方もいる様ですが、痛いままの姿勢で筋肉が固まってしまうと 寝違えが治った後も変な癖がでたり、何度も寝違いを再発する恐れがあります。
首は頭を支える大切な部分ですので、初期治療を間違えると大変な事になります。
自己判断で無理にひっぱたり、強く揉んだりするのは大きな間違いです。
日常生活にも支障を及ぼす様な痛みや腫れはひかり整骨院にお越しください。

寝違え

寝違えは、寝ている間に長時間不自然な体勢で筋肉や関節に負担を掛けることによって起こります。
症状としては、首を動かそうとすると起こる強い痛みやなにか引っ掛かるように感じます。場合によっては全く動かせなくなる方もいます。
一般的な肩こりもそうですが、身体に大きな負担となるのは長時間同じ姿勢が続くことです。その姿勢が悪ければなおさら体に負担がかかってしまいます。
不自然な体制や姿勢で固まってしまった筋肉や関節の動きを改善してあげましょう。

むち打ち

交通事故によるムチウチは頸椎の捻挫にあたります。 追突事故など、急激な外からの力により頚椎が強く伸ばされてしまい、曲がる動きの中で筋肉や靭帯、関節に無理な力が加わることにより組織の損傷が起こります。
むち打ちの独自の症状としては、頚の痛みや可動域の低下、ときに頭痛を伴うこともあります。
痛めてすぐの場合は安静が必要ですが、痛みにより筋肉の緊張が強くなり、頚椎の動きは悪くなってしまいます。損傷している部分にも負担が掛かりやすい状態です。
安静を保つだけではなく、筋肉の状態を整える必要があります。損傷している部分に負担をかけないように施術を行う必要がありますので、専門的な技術が必要になります。
自分で解決しようと無理に動かそうとせず、積極的に治療を受けに来てください。

タイプ別むち打ちの症状

それぞれ大きく以下のようにわけることができます。

頸椎捻挫型 頚椎の周りの筋肉や靭帯、軟部組織の損傷で最も多く見られ、交通事故によるむちうち症状の全体の70~80%を占めています。
根症状型 頚椎の並びに歪みが出来ると、神経が圧迫され症状がでます。
バレ・リュー型 頚椎に沿って流れている椎骨動脈の血流が低下し、頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れると考えられます。
脊髄症状型 頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢の神経が損傷され、下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れます。
脳髄液減少症 一時的に髄液圧が急上昇し、その圧が下方に伝わり腰椎の神経根にもっとも強い圧がかかることでクモ膜が裂けると考えられています。
脳脊髄液減少症の症状は極めて多彩で、不定愁訴が相当します。

変形性頚椎症

加齢性の変化による現象ではあるのですが、頚椎の骨棘(とげ状の突起)形成椎間板(椎体と椎体の間にありクッションの役割をしている)の変性、靭帯の石灰化、骨化などが原因により、頚椎の可動性や重量のある頭部や腕など体を支える機能の低下、神経または脊髄が圧迫・刺激を受ける疾患です。症状としては、頚の痛みや凝り、手の痛みや痺れなどがあります。ひどくなると、腕に力が入りにくい、手で細かな動きができなくなるなどの症状が出ることもあります。

治療は『頸椎を支える筋肉の状態を良くする』『頸椎の可動性の回復、頚から背中の姿勢を良くする』ことが重要になってきます。頚の骨が変形しているので、周りの筋肉も状態が悪くなっています。筋肉によって支える力が弱くなっている、あるいは固くなり動かないことから、姿勢の悪化につながり頸椎の変形がさらに進んでしまうのです。

筋肉の状態を良くし、頸椎の負担を減らし、可動性を改善していくことが重要になります。

ふじみ野市上福岡のひかり整骨院での首の痛み・寝違えの施術

寝違いは初期治療が肝心です。
首が痛くなったり、寝違えになることは一般的によく起こることとされているため、放置して日常性生活を送っているケースが多くあります。
また、症状が少しずつ良くなってくると、正しい施術を受けないでほっとくケースも多く伺っております。
たしかに寝違いは自然に治る事もありますが、痛みを伴ったままほっておくと筋肉が固まり症状の改善に時間がかかる事がありますのですぐに治療に来られた方が症状の改善も早くなります。
ただ炎症や痛みが伴う場合は揉んだり温めたりは逆効果になる事があります。
しっかりと症状を見極めてから治療をする事が大切です。自己判断はしないようにしてください。
当院に来院される患者様の中にも、ほっとけば治るだろうと思い、症状を放置して日常生活をすごした結果、悪化してより治療期間が長引くこともあります。
寝違えたような気がすると感じたら、なるべく早く当院に足を運んでください。
ひかり整骨院では、首の痛みや寝違え症状の場合は、まず問診、検査をしっかり行い最適な施術を行います。日常生活が快適に過ごせるように、痛みを軽減する手技を中心にしていきます。
とても痛みが強くて、手技による施術はすぐに出来ない場合は、超音波治療を行ったり、患部には触らず、周りの筋肉をほぐしていくことから始めていきますので安心してください。

首の痛みや寝違いでお悩みの方は是非ふじみ野市上福岡のひかり鍼灸整骨院へお越しください。



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