パニック障害

パニック障害とは突然、胸が締め付けられるような感覚になり、心臓がドキドキし、呼吸が苦しくなり、このまま死んでしまうのではないか、気がおかしくなってしまうのではないか、という強い不安と恐怖感に襲われてしまいます。
突然思いがけないことが起きた時に一時的にパニック状態に陥ることは誰にでも起こりうることだと思いますが、特に何の原因もなく、また病気などは見つからず、体に悪いところがあるわけでもないのにこのようなパニック状態に陥ってしまうのがパニック障害です。
この先に起こるであろう危険を察知して心の準備をしたり緊急事態に備えた体の状態にするのは生き物としては当たり前の反応ですが、実際には危険が迫っていないのに間違って緊急事態ととらえてしまい様々な心身の反応が起きてしまうのだと考えられています。

100人に1人はパニック障害にかかったことがあるとも言われており、最近のストレス社会を生きていく中で徐々にこのような方が多くなっていて珍しい症状ではなくなっているようです。

パニック障害の症状

「パニック発作」、「予期不安」、「広場恐怖」はパニック障害の3大症状といわれる特徴的な症状であり、この3つの症状を繰り返すことによって悪循環となりパニック障害をさらに悪化させます。

パニック発作

突然何の理由もなく激しい不安と共に動悸や息苦しさ、呼吸困難、発汗、胸の締め付けられる感覚など、特に胸部の症状が出てきます。死ぬのではないかというくらいの症状が出ます。症状は10分以内にピークに達し、数分から1時間以内に治る事がほとんどで多くの場合20~30分くらいでおさまります。

予期不安

パニック発作を何回か繰り返してしまううちに、また発作を起こしたらどうしよう…またいつなるか分からない…という、パニック発作に対する強い恐怖感や不安感を抱くようになります。今度こそ死んでしまうのではないか、自分は重い病気なのではないか、発作が起きても誰も助けてくれないのではないかと不安に襲われます。

広場恐怖(外出恐怖症)

発症を他の人や沢山の人に見られてしまう恥ずかしさなど不安や恐怖を生み、大勢の人が集まる場所や、以前に発作を起こした場所を避ける行動をとるようになります。「またその場所に行ったら発作が起きるのではないか」「逃げ場のない場所で発作が起きたら…」という恐怖や不安に襲われます。この不安や恐怖から、公園や大通り、人混み、電車やバス、エスカレーター、個室などの場所を恐れ、そのため一人では外出や電車に乗る事が出来なくなってしまいます。恐怖を感じる場所に近づくだけで、動悸や息苦しさが出てきます。

パニック障害は悪化すると、人前に出るのを嫌って閉じこもるようになり、正常な社会生活が維持できなくなります。さらにこのまま悪化してしまうと、うつ病などを併発してしまうこともあります。

パニック障害が起こる原因

パニック障害が起こるメカニズムは、心臓や肺などの機能自体に異常を来している事によって出ます。
ですので病院で調べても器質的な問題(狭心症などの血管系の異常や気管支狭窄など)は見つからないのです。
心臓や呼吸は内臓の機能を調節する自律神経という神経によって調節されています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、アクセルとブレーキのような役割を担っています。状況や環境によってその2つの働きを調整し、体にとって最適な状態を作り出します。

  • 働きすぎ
  • 自分のための時間がとれない
  • 人間関係や家庭内の不和
  • 偏食や極端な過少食(栄養代謝ストレス)
  • 暑いまたは寒い環境(温度ストレス)
  • 運動不足や長時間の同じ姿勢、睡眠不足(肉体的ストレス)
  • 農薬や薬剤、添加物(化学的ストレス)

などによって精神的・肉体的ストレスがかかり過ぎると、交感神経ばかりが働くようになります。

交感神経ばかりが働いていると、

  • パニック障害
  • 寝付けない、不眠、中途覚醒
  • イライラや不安、神経質になる
  • 動悸や息切れ
  • 下痢や便秘
  • 疲れがとれない

などの症状に悩まされやすくなります。

さらに、働き過ぎた交感神経はやがて疲労して機能低下を起こし、今度は副交感神経ばかりが働くようになります。
すると、

  • 朝起き上がれない
  • 何もする気が起きない
  • 湿疹やかゆみ
  • アレルギー状態がひどくなる
  • うつ状態

などの症状が引き起こされる場合もあります。

この2種類の自律神経の調整が上手くできなくなり(どちらかの神経の働きが過剰になる、弱くなる、あるいは両方とも弱くなる)、アンバランスになると、心臓や呼吸の機能も上手く調整できず、状況や環境に適応できなくなります。
特にパニック障害では、交感神経の反応が過敏になるため、ノルアドレナリンというホルモンが過剰に分泌されてしまいます。
ノルアドレナリンは心臓や気管支に対して作用したり、脳にある不安を感じる神経細胞を刺激するため、動悸や息苦しさ、強い不安などの症状が出てきてしまいます。
このノルアドレナリンが体内に過剰に溜まっている状態が直接の原因となります。これらのストレスが継続的にかかる事で、自律神経の調整能力の許容範囲を超え、適切に対処できなくなってしまいます。
そして2つの自律神経の調整作用が働かず交感神経が過剰になり、ノルアドレナリンが分解されず溜まりやすい環境になるために、パニック障害が引き起こされてしまうのです。

ひかり鍼灸整骨院での治療

  1. 心と身体をつなぐ、自律神経を整える
  2. パニックと深く関わる、首・骨盤・神経の状態をケア

この2つが大事だと考えています。

鍼灸がパニック障害に対し効果がある理由

自律神経の治療には鍼灸治療が有効です。
皮膚や筋膜、筋肉といった組織に対して直接刺激を加える事で、感覚神経、脊髄や脳といった神経系を経由して、自律神経を整える反応を起こし、調整機能を活性化する事が分かっています。
鍼灸による刺激が自律神経を適切に活性化し、それによって崩れていた神経伝達物質やホルモンの過不足も正常に戻っていきます。
そして様々なストレスに対して過敏に反応する交感神経の働きも落ち着いてくることで、パニック症状も改善していきます。
首や骨盤などの体の歪みがあると血流や神経の通りが悪くなります。筋肉が緊張し硬くなっているせいで筋肉に引っ張られ体が歪んでいきます。そのためマッサージで首、腰周りの筋肉をほぐして柔軟性を取り戻すことも大事なことになっていきます。

パニック障害でお悩みの方、なかなか相談しづらいとは思いますがお気軽にご相談ください。


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